平成中村座で長年親しまれてきた歌舞伎俳優、四代目片岡亀蔵丈。
時代物や世話物、新作を問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役まで幅広く演じ、風格ある姿とよく通る声でも知られていました。
その芸と人柄を偲ぶ特別企画が、浅草寺境内の平成中村座で開かれます。
正式名称は、平成中村座十月大歌舞伎 特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」。
2026年10月13日(火)の16時30分開演です。
当日は、亀蔵丈の舞台姿や蔵出し映像で構成される特別映像を上映。
さらに、中村勘九郎丈、中村七之助丈をはじめ、亀蔵丈とゆかりのある出演者が登壇する座談会も行われます。
平成中村座の「おなじみの顔」として観客に愛された亀蔵丈を、ゆかりある劇場で偲ぶ一日。
本記事では、企画の内容や出演者、亀蔵丈が歩んだ舞台人生、チケット情報を丁寧にご紹介します。
「四世片岡亀蔵を囲む会」とは
「四世片岡亀蔵を囲む会」は、2025年11月24日に64歳で逝去した四代目片岡亀蔵丈を偲ぶ、平成中村座 十月大歌舞伎の特別企画です。
亀蔵丈は、平成中村座に長年出演してきた歌舞伎俳優の一人。
幅広い役柄を演じ、平成中村座を訪れる観客にとって親しい存在となっていました。
今回の企画には、亀蔵丈を「囲む」という温かな言葉が掲げられています。
亀蔵丈の舞台姿を映像で振り返る特別映像の上映と、亀蔵丈を偲ぶ座談会を通じ、その面影に思いを寄せる催しです。
会場となるのは、浅草寺境内、本堂裏に設けられる仮設劇場の平成中村座。
亀蔵丈が長く出演し、「おなじみの顔」として愛されてきた場所で開催されることにも、この企画ならではの意味が感じられます。
通常の演目を上演する公演とは異なり、内容は特別映像と座談会の二本立て。
舞台上で演じられた数々の姿と、亀蔵丈を偲ぶ座談会に集う顔ぶれ、その両方を通して亀蔵丈を偲びます。
敵役、老け役、どこかおかしみをたたえた役――幅広い芸域を持つ亀蔵丈だからこそ、心に残っている舞台姿も人それぞれでしょう。
それぞれの記憶を胸に、亀蔵丈の芸にあらためて向き合う機会となりそうです。
特別映像とイベントビジュアルで偲ぶ亀蔵丈の舞台姿
特別映像「四世片岡亀蔵を偲んで」が上映されます。
亀蔵丈の舞台姿と蔵出し映像によって構成される映像です。
亀蔵丈は、時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役、老け役、滑稽味のある役まで幅広く演じた実力派の脇役俳優です。
風格を感じさせる姿と通る声でも知られていました。
特別映像では、そうした芸の幅を舞台姿から振り返ることができます。
劇場でその姿に接してきた方には懐かしい時間となり、亀蔵丈の歩みを知りたい方には、俳優としての存在感に触れる時間となるでしょう。
また、「四世片岡亀蔵を囲む会」のイベントビジュアルにも、亀蔵丈の豊かな芸歴が表現されています。
デザインを構成するのは、亀蔵丈が平成中村座で演じた十役。
それぞれの役が、中心にいる亀蔵丈を囲む意匠です。
一人の俳優が演じた十の役を一つのビジュアルに集めることで、芸域の広さが伝わってきます。
時代物や世話物、新作、滑稽味のある役など、幅広い役柄を演じてきた亀蔵丈。
その多面性を象徴するデザインといえるでしょう。
同じ亀蔵丈の姿でありながら、役によって表情も佇まいも異なる十役。
イベント当日は特別映像とあわせてビジュアルにも目を向けると、平成中村座で重ねられてきた舞台の広がりを、より深く感じられそうです。
開催概要|2026年10月13日に平成中村座で開演
「四世片岡亀蔵を囲む会」は、2026年10月13日(火)に開催されます。
開演時刻は16時30分。
会場は、浅草寺境内の本堂裏に設けられる仮設劇場、平成中村座です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 平成中村座 十月大歌舞伎 特別企画「四世片岡亀蔵を囲む会」 |
| 開催日 | 2026年10月13日(火) |
| 開演 | 16:30 |
| 会場 | 平成中村座 |
| 場所 | 浅草寺境内 本堂裏の仮設劇場 |
| 内容 | 特別映像「四世片岡亀蔵を偲んで」、座談会「四世片岡亀蔵を囲んで」 |
| 料金 | 8,000円(税込) |
特別映像「四世片岡亀蔵を偲んで」は、舞台姿と蔵出し映像で構成されます。
座談会「四世片岡亀蔵を囲んで」には、中村勘九郎丈、中村七之助丈、笹野高史さん、中村芝翫丈、中村扇雀丈、中村鴈治郎丈が出演します。
進行を務めるのは吉崎典子さんです。
亀蔵丈を映像のなかに訪ねる特別映像と、亀蔵丈を偲ぶ座談会。
異なる二つの形で、その舞台人生と存在を偲ぶ特別な時間です。
会場そのものも、今回の企画を語るうえで欠かせません。
平成中村座は亀蔵丈が長年出演してきた劇場であり、そこで演じた十役がイベントビジュアルを彩っています。
亀蔵丈と平成中村座との歩みが、映像、座談会、ビジュアルを通して一つにつながる催しとなっています。
座談会の出演者|中村勘九郎・中村七之助らが登壇
座談会「四世片岡亀蔵を囲んで」には、中村勘九郎丈と中村七之助丈をはじめ、亀蔵丈とゆかりのある出演者が登壇します。
| 出演者 | 今回の企画における位置づけ |
|---|---|
| 中村勘九郎 | 座談会出演 |
| 中村七之助 | 座談会出演 |
| 笹野高史 | 亀蔵と数々の舞台で共演した俳優として出演 |
| 中村芝翫 | 「平成中村座十月大歌舞伎」出演者として座談会に出演 |
| 中村扇雀 | 「平成中村座十月大歌舞伎」出演者として座談会に出演 |
| 中村鴈治郎 | 「平成中村座十月大歌舞伎」出演者として座談会に出演 |
| 吉崎典子 | 座談会の進行 |
笹野高史さんは、亀蔵丈と数々の舞台で共演してきた俳優として招かれています。
また、中村芝翫丈、中村扇雀丈、中村鴈治郎丈は、「平成中村座十月大歌舞伎」の出演者として参加。
中村勘九郎丈、中村七之助丈とともに、亀蔵丈を偲ぶ座談会に集います。
歌舞伎俳優だけでなく、亀蔵丈と数々の舞台で共演した笹野さんも加わる顔ぶれです。
亀蔵丈が時代物、世話物、新作と作品の枠を越えて活躍してきたことを思うと、その舞台人生の幅広さにも通じる座談会の構成といえるでしょう。
進行は吉崎典子さんが担当します。
座談会の題名も、企画全体と響き合う「四世片岡亀蔵を囲んで」。
亀蔵丈を偲ぶため、ゆかりのある出演者が集うひとときです。
亀蔵丈は、時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役まで幅広い役柄をこなした実力派の脇役俳優として活躍しました。
亀蔵丈を偲ぶ顔ぶれがそろうこの座談会は、一つひとつの舞台が多くの俳優によってつくられてきたことにも、あらためて思いを寄せる機会となりそうです。
四代目片岡亀蔵はどんな役者だったか
四代目片岡亀蔵丈は、本名を片岡二郎といい、1961年9月15日に生まれました。
父は五代目片岡市蔵丈、祖父は四代目片岡市蔵丈、兄は六代目片岡市蔵丈です。
初舞台は1965年12月、歌舞伎座の『仮名手本忠臣蔵』。
1969年11月には、歌舞伎座『辨天娘女男白浪』の丁稚三吉ほかで、四代目片岡亀蔵を襲名しました。
師匠は二代目尾上松緑丈と初代尾上辰之助丈です。
1995年5月、歌舞伎座で名題に昇進。
長い舞台人生のなかで、時代物、世話物、新作のいずれにも取り組みました。
亀蔵丈の大きな魅力は、硬軟自在の芸風です。
敵役、老け役、滑稽味のある役など、幅広い役柄をこなす確かな力がありました。
風格ある姿と通る声でも知られ、武蔵坊弁慶、斧九太夫、南郷力丸、三河屋義平次などを演じています。
並べられた役名からも、ひとつの型に収まらない芸域の広さがうかがえます。
1998年には、第十七回眞山青果賞助演賞を受賞しました。
時代物、世話物、新作などジャンルを問わず、敵役から老け役、滑稽味のある役まで幅広い役柄をこなした、実力派の脇役俳優でした。
平成中村座にも長年出演し、観客から「おなじみの顔」として愛されました。
今回のイベントビジュアルには、亀蔵丈が平成中村座で演じた十役が集められています。
最後の舞台は、2025年10月の名古屋・御園座公演となりました。
翌11月24日、64歳で逝去。
長年にわたって培われた芸と、数々の役に刻まれた舞台姿は、観客や亀蔵丈とゆかりのある人々の記憶のなかに残り続けます。
今回の「四世片岡亀蔵を囲む会」は、その歩みを一つの評価だけにまとめるのではなく、映像に残る多様な舞台姿と、亀蔵丈を偲ぶ座談会によって偲ぶ企画です。
亀蔵丈の芸域が広かったからこそ、そこに重なる思い出もまた多彩なものとなるでしょう。
チケット情報|一般発売は2026年9月28日10時から
「四世片岡亀蔵を囲む会」のチケット料金は、8,000円(税込)です。
一般発売は2026年9月28日(月)10時から。
チケットホン松竹とチケットWeb松竹で取り扱われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 8,000円(税込) |
| 一般発売日時 | 2026年9月28日(月)10:00~ |
| 電話 | チケットホン松竹 0570-000-489 |
| 電話受付時間 | 10:00~17:00 |
| Web | チケットWeb松竹 |
電話で購入する場合は、チケットホン松竹の受付時間が10時から17時までとなっています。
Webでの取り扱いはチケットWeb松竹。
希望する方は、発売日時と購入窓口をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
亀蔵丈が幾度も舞台に立った平成中村座で、舞台姿と蔵出し映像を見つめ、ゆかりのある出演者とともにその存在を偲ぶ特別企画。
十の役が亀蔵丈を囲むイベントビジュアルのように、当日もさまざまな舞台の記憶が亀蔵丈を囲む、温かなひとときとなりそうです。
よくある質問(FAQ)
- 「四世片岡亀蔵を囲む会」とは何ですか?
-
2025年11月に逝去した歌舞伎役者・四代目片岡亀蔵丈を偲ぶ、平成中村座十月大歌舞伎の特別企画です。
特別映像の上映と、亀蔵丈を偲ぶ座談会の二部で構成されます。 - 開催日時と会場はどこですか?
-
2026年10月13日(火)16:30開演です。
会場は、浅草寺境内 本堂裏の仮設劇場・平成中村座です。 - 座談会には誰が出演しますか?
-
中村勘九郎、中村七之助、笹野高史、中村芝翫、中村扇雀、中村鴈治郎が出演します。
進行は吉崎典子が務めます。 - チケットはいつから、いくらで購入できますか?
-
一般発売は2026年9月28日(月)10:00から、料金は8,000円(税込)です。
チケットホン松竹(0570-000-489)またはチケットWeb松竹で購入できます。
歌舞伎が初めての方へ
歌舞伎自体が初めてだと「どう観ればいいの?」と迷うこともあるかもしれません。
歌舞伎には独特の約束ごとや表現がありますが、基本を少し知っておくだけで、面白さがぐっと伝わりやすくなります。
歌舞伎とは?初心者向けにわかりやすく解説

まとめ
「四世片岡亀蔵を囲む会」は、2025年11月に逝去した四代目片岡亀蔵丈を偲ぶ、平成中村座ならではの特別企画です。
舞台姿を振り返る特別映像と、中村勘九郎丈・中村七之助丈をはじめとする、ゆかりのある出演者による座談会を通じて、亀蔵丈の芸と人柄を偲びます。
開催は2026年10月13日(火)16:30から、会場は浅草寺境内の平成中村座です。
チケットは8,000円(税込)で、2026年9月28日(月)10:00から一般発売されます。
時代物から世話物、新作まで幅広い役柄をこなした亀蔵丈の舞台人生に思いを寄せる、貴重な機会となりそうです。


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