2026年8月7日~9日、長崎スタジアムシティのハピネスアリーナで
「アリーナ歌舞伎舞踊 特別公演」が開催されます。
出演は
- 片岡愛之助
- 中村種之助
- 中村莟玉
歌舞伎の伝統的な舞踊と、最新アリーナの舞台設備を融合させた新しい試みで、2025年に続いて2回目の開催となります。
劇場とは違うスケール感の中で歌舞伎を体験できる、少し珍しい公演です。
長崎スタジアムシティ アリーナ歌舞伎舞踊 特別公演とは
今回の舞台が行われるのは、長崎スタジアムシティの長崎スタジアムシティ ハピネスアリーナ。
スポーツやコンサートなどが開催される大型アリーナで、歌舞伎を上演するための特別な舞台構成が組まれます。
2026年公演では、新たに花道の演出も取り入れられる予定とのこと。
歌舞伎の象徴的な演出である花道がアリーナ空間にどう作られるのか、そこも見どころの一つになりそうです。
上演演目
今回の公演は、歌舞伎舞踊を中心にした構成です。
ご挨拶
出演:片岡愛之助
公演の開幕にあたり、愛之助が舞台に登場し、作品の見どころや歌舞伎の楽しみ方を紹介します。
歌舞伎初心者にとっては、作品の背景を知ることができる嬉しい時間です。
操り三番叟(あやつりさんばそう)
出演
三番叟:中村種之助
後見:中村蝶十郎
能の『翁』をもとにした舞踊で、
人形が操り糸によって三番叟を踊るというユニークな趣向の作品です。
最初はふらふらしている人形が、糸に操られることで軽やかに舞い始め、
やがて糸が絡まり思わぬ展開に…。
ユーモアと技巧が合わさった、見ていて楽しい舞踊です。

鷺娘(さぎむすめ)
出演
鷺の精:中村莟玉
雪の降る水辺に立つ白無垢の娘。
その正体は、人間の男に恋をしてしまった鷺の精です。
恋の喜びから執念へと変化していく感情を、
舞踊によって幻想的に描く名作です。
白無垢姿から始まり、激しい踊りへと変化していく終盤は特に見どころで、
歌舞伎舞踊の美しさとドラマ性が凝縮された作品といえます。

連獅子(れんじし)
出演
親獅子:片岡愛之助
仔獅子:藤間康詞
僧:中村莟玉・中村種之助
歌舞伎を代表する人気舞踊のひとつです。
前半では、狂言師の姿で獅子の親子の故事を踊り、
後半では獅子の精となって登場します。
獅子が子を谷に落とし、這い上がった子だけを育てるという伝説をもとにした物語で、
勇壮な毛振り(けぶり)が最大の見どころ。
長い獅子頭の毛を豪快に振る舞踊は、舞台の熱気を一気に高めます。

なお『連獅子』で仔獅子を勤める 藤間康詞 は、日本舞踊藤間流の舞踊家で、
藤間勘十郎 の息子としても知られています。
藤間勘十郎は歌舞伎舞踊の振付師として活躍するだけでなく、
近年は新しい歌舞伎作品にも深く関わっています。
例えば、
- エヴァンゲリオン歌舞伎 の振付
- 超歌舞伎 の脚本
など、伝統と現代エンターテインメントをつなぐ作品にも携わっています。
今回も、劇場ではなくアリーナという空間で歌舞伎を体験する新しい試み。
そうした流れの中で、日本舞踊家である藤間康詞が出演する『連獅子』にも注目したいところです。
▶︎ エヴァンゲリオン歌舞伎についてはこちら
▶︎ 超歌舞伎とは?
公演日程
2026年
- 8月7日(金)18:00
- 8月8日(土)11:00 / 16:30
- 8月9日(日)14:00
上演時間:約2時間40分(休憩含む)
チケット情報
料金
- 一等席:18,000円
- 二等席:15,000円
- スタンド席:8,000円
発売
2026年3月20日 10:00~
購入
- チケットWeb松竹
- チケットぴあ
- ローソンチケット
- イープラス
など。
2025年の長崎スタジアムシティ アリーナ歌舞伎舞踊 特別公演の様子

2025年に開催された前回の公演では、
- 『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』
- 『正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)』
といった、歌舞伎らしい迫力のある演目が上演され、見応えたっぷりの内容でした。
終演後には写真撮影が可能な時間も設けられ、劇場の歌舞伎とは少し違う、イベント的な楽しさも印象に残っています。

長崎スタジアムシティとは?
会場となるのは、2024年10月に開業したばかりの
長崎スタジアムシティ の施設です。
ここにはサッカースタジアムやアリーナのほか、ホテルも併設されており、
客室からサッカー観戦ができる部屋もあるというユニークな複合施設になっています。
歌舞伎が上演される
ハピネスアリーナ は、約6000人を収容できる大型会場。
そのため、会場中央には四方から見える大型スクリーンが設置されており、
アリーナならではの演出で舞台を楽しめるのも特徴です。
劇場とはまた違うスケールで歌舞伎を体験できるのが、この公演の面白いところかもしれません。
どんな人におすすめ?
この公演は、
- 歌舞伎を初めて観る人
- 舞踊中心の作品を観たい人
- 大きな空間で迫力ある舞台を体験したい人
に向いている公演だと思います。
出演する種之助もコメントで
「スポーツ観戦のような感覚で楽しんでほしい」
と語っているように、難しく考えずまずは“かっこいい”を楽しむ歌舞伎と言えるかもしれません。


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