歌舞伎ファンにとって毎月楽しみなのが、CS放送「衛星劇場」の歌舞伎ラインナップ。
2026年5月は、テレビ初放送作品に加え、シネマ歌舞伎、名舞台、人気演目が揃ったかなり豪華な月です。特に今月は、三代目尾上辰之助襲名に関連した放送もあり、若手俳優ファンにも注目の内容となっています。
この記事では、今月の注目演目と見どころをまとめて紹介します。
今月の注目ポイント
2026年5月の衛星劇場は、
- テレビ初放送作品が豊富
- 幸四郎関連作品が充実
- 若手花形の出演作が多い
- シネマ歌舞伎も強い
というラインナップ。
特に『泥棒と若殿』『義経千本桜 鳥居前』『石橋』はテレビ初放送作品として大きな目玉です。
テレビ初放送作品
『義経千本桜 鳥居前』
尾上右近ら出演による人気演目。
義経と静御前の別れを描く名場面で、短い上演時間ながら情感たっぷりの作品です。舞踊的な美しさもあり、初心者にも見やすい演目です。
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『石橋(しゃっきょう)』
豪華絢爛な獅子物舞踊。
毛振りの迫力と様式美が魅力で、「これぞ歌舞伎舞踊」という華やかさを味わえる作品です。歌舞伎初心者にもおすすめ。
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『泥棒と若殿』
山本周五郎原作の心温まる人情劇。
泥棒と若殿という立場の違う二人の交流を描いた作品で、笑いと人情がバランスよく楽しめます。近年かなり人気の高い演目です。
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幸四郎ファン必見のラインナップ
今月は松本幸四郎関連作品もかなり充実しています。
『歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼』(幸四郎版)
新感線×歌舞伎の大人気シリーズ。
スピード感ある演出と宙乗り、映像演出など、“現代エンタメとしての歌舞伎”を楽しめる作品です。
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『歌舞伎NEXT 阿弖流為』
こちらも新感線系の人気作。
坂上田村麻呂と阿弖流為の対立を描いたスケールの大きい作品で、歌舞伎初心者でもかなり見やすい作品です。
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『鬼平犯科帳 血闘』
幸四郎主演による人気シリーズ。
時代劇ファンにもおすすめで、「歌舞伎役者の芝居力」をじっくり味わえる作品です。
古典好きにおすすめの演目
今月は古典歌舞伎の名作も多数放送されます。
『魚屋宗五郎』
酔った宗五郎の名演が見どころ。
前半の悲劇性と、後半の酔態演技の落差が非常に大きく、役者の力量が問われる人気演目です。
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『弁慶上使』
『御所桜堀川夜討』の一幕。
弁慶の忠義と覚悟が描かれる重厚な義太夫狂言で、松羽目物とは違う“時代物の迫力”を味わえる名作です。
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『三人吉三巴白浪』
名台詞「月も朧に白魚の〜」で有名な白浪物。
美しい七五調の台詞や、様式美あふれる演出が人気です。
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『伽羅先代萩 御殿・床下』
歌舞伎三大名作のひとつ『伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)』の人気場面。
「御殿」では、乳母政岡が幼君を守るために耐え忍ぶ緊迫感あふれる場面が描かれます。特に、“飯炊き”の場面は歌舞伎屈指の名シーンとして有名です。
続く「床下」では一転して、仁木弾正による怪しい探索劇へ。鼠が登場するケレン味たっぷりの演出も見どころで、重厚な時代物とエンタメ性の両方を味わえる人気演目です。
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『土蜘』
妖怪“土蜘”と源頼光一党の戦いを描く人気舞踊劇。
前半は怪僧の不気味な雰囲気でじわじわ引き込み、後半では大量の蜘蛛の糸を豪快に撒き散らすダイナミックな演出が展開されます。
歌舞伎らしい派手なケレン味が詰まった作品で、初心者にも非常に人気の高い演目です。舞台写真や映像映えもするため、「まず歌舞伎らしい演目を観たい」という人にもおすすめです。
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シネマ歌舞伎も充実
今月はシネマ歌舞伎もかなり強いです。
- 『四谷怪談』
- 『め組の喧嘩』
- 『野田版 研辰の討たれ』
など、映像作品としても人気の高い演目が並びます。
特に『四谷怪談』は映像ならではの恐怖演出が強く、劇場とはまた違う魅力があります。
今月の衛星劇場はこんな人におすすめ
2026年5月の衛星劇場は、
- 初心者向け作品
- 若手俳優中心作品
- 古典名作
- シネマ歌舞伎
のバランスがかなり良い月です。
「最近歌舞伎に興味を持った人」から「古典をじっくり観たい人」まで幅広く楽しめるラインナップになっています。
放送スケジュールの詳細は、公式サイトもチェックしてみてください。
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