お客さん、歌舞伎ってぇと、
「むずかしそうだ」「敷居が高ぇ」なんて思っちゃいませんかい?
でもね、そんな肩ひじ張るこたぁありゃしません。
花道をドンと踏み鳴らす音、
パッと目に飛び込んでくる色鮮やかな衣装、
役者が見得を切るその一瞬――
それだけで、もう立派な“江戸の客”でさぁ。
この頁じゃ、
今から予約ができて、初めての方でも気楽に楽しめる歌舞伎の演目を、
見どころつきでご案内しやす。
さぁさ、お時間が許すなら、
ちょいと粋な芝居見物、のぞいていきなせぇ――
初心者におすすめの歌舞伎演目三選+ひとつまみ
新作歌舞伎の『あらしのよるに』『流白浪燦星(ルパン三世)』
もう一つは『曽根崎心中物語』が話がわかりやすくてオススメ!
ついでにもう一つは『三人吉三巴白浪』。
『あらしのよるに』
チケットはすでに発売開始されてますが、まだ完売してなかったのでお急ぎください。
博多座で2月7日から20日まで上演されます。
おすすめポイント
新作歌舞伎は再演がかかることが少ない中、『あらしのよるに』は何度も上演されており、その人気の高さがうかがえます。
がぶ役は中村獅童
今回のめい役は南座公演でもめいを演じた中村 壱太郎が勤めます。
獅童jrたちが、がぶ、めいの幼い頃の役で出演するのも見どころの一つですね。
毎公演、役者による客席降りの演出があり、今回もきっと実施されるはず!
ご贔屓の役者さんがすぐ横を通ったり、もしかすると――やぎのめいが、あなたの膝でひと休み、なんてこともあるかも?!

『流白浪燦星(ルパン三世)』
チケットは1/25 10:00発売
新橋演舞場で3月5日~27日(金)まで上演されます。
おすすめポイント
『流白浪燦星(ルパン三世)』も、初演は2023年の新作歌舞伎。
今回が2度目の再演となり、しかも新たな筋書きでの上演だそうです。
前回に引き続き、
流白浪燦星/石川五ェ門を片岡愛之助、
銭形警部を市川中車が勤めます。
まだ観たことのない作品なので、手放しでおすすめとは言い切れませんが、
個人的にはとても気になっている演目。期待して間違いない一作だと思います。
『曽根崎心中物語』
チケットはすでに発売開始されてますが、まだ完売してなかったのでお急ぎください。
京都四條南座で3月3日~25日(水)まで上演されます。
おすすめポイント
天満屋お初・平野屋徳兵衛は、尾上右近と中村壱太郎のダブルキャスト。
午前・午後で配役が入れ替わり、それぞれ異なる“お初と徳兵衛”を楽しめます。
映画『国宝』のワンシーンとしても知られていますが、
恥ずかしながら私はキービジュアルを見て、
ただ女にすがる情けない男の物語だと思い込んでいましたが、あんな意味深いシーンだったとは!
初めて歌舞伎をご覧になる方にも楽しんでもらえるようにと、
中村壱太郎の父である中村鴈治郎が上演時間をコンパクトにし、
『曽根崎心中“物語”』として“物語”の監修を行うことで、より親しみやすい形へと改修された作品だそうです。

『通し狂言 三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』
チケットはすでに2/14 10:00発売開始
歌舞伎座で3月5日(木)~26日(木)まで夜の部二幕で上演されます。
おすすめポイント
いわゆる白浪物(泥棒もの)で、通常は「大川端庚申塚の場」だけが上演されることがほとんどですが、
今回は大詰めまでの通し狂言となっています。
個人的に『三人吉三』が大好きなので、通しで観られる機会は本当に貴重!
なかなか自分の行けるタイミングで上演されないだけに、今回は行ける方が心底うらやましい!!
――完全に個人的な推し目線でおすすめしています!
なお、和尚吉三のみ、尾上松緑と坂東巳之助の“日替わり配役”。
しかも夜の部限定ですので、予約の際はお間違えのないようご注意ください。

どれか一つ、気に入った芝居は見つかりやしたかい?
近々予約できるもの、そしてもうすぐ予約が始まるものの中から、
初めて歌舞伎をご覧になる方でも、わかりやすく楽しめそうな演目を、
――少々個人的な趣味もぶっ込みつつご紹介させていただきました。
もし気になる演目がありましたら、
当ブログの演目紹介をのぞいていただいて、
ぜひ一度、劇場へ足を運んでみておくんなせぇ。
きっと、生の芝居の迫力に、ぐっと心をつかまれやすぜ!




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