毎月さまざまな歌舞伎作品を放送している衛星劇場。
2026年6月はテレビ初放送作品に加え、シネマ歌舞伎の人気作もラインナップされています。
世話物、時代物、舞踊と幅広いジャンルの作品が揃っているため、歌舞伎ファンはもちろん、これから歌舞伎に触れてみたい方にもおすすめの月となっています。
今回は6月に放送される主な歌舞伎作品をご紹介します。
水戸黄門 讃岐漫遊篇(2023年)
テレビ初放送。
おなじみの水戸黄門を題材にした歌舞伎作品です。
勧善懲悪のわかりやすい物語で、歌舞伎初心者でも楽しみやすい演目です。時代劇ファンにもおすすめの一本です。
男女道成寺(2021年)
テレビ初放送。
歌舞伎舞踊の名作『京鹿子娘道成寺』をもとにした華やかな舞踊作品です。
男女二人で踊る趣向が特徴で、美しい衣裳や所作を堪能できます。
蝶の道行(2025年)
近松門左衛門の『冥途の飛脚』を題材にした舞踊作品です。
恋人同士の切ない心情を描く道行物で、情感豊かな舞踊が見どころとなっています。
夏祭浪花鑑(2024年)
上方歌舞伎を代表する和事演目です。
主人公・団七九郎兵衛の豪快な人物像や、夏祭りの活気あふれる舞台が魅力。歌舞伎らしい熱量を味わえる作品です。

仮名手本忠臣蔵 十段目 天川屋義平内の場(2023年)
『忠臣蔵』の中でも人気の高い場面です。
義理と人情の間で揺れる商人・天川屋義平の姿が描かれ、「天川屋義平は男でござる」の名台詞でも知られています。
江戸絵両国八景 荒川の佐吉(2022年)
河竹黙阿弥による世話物。
義理人情に生きる江戸の男たちを描いた作品で、江戸情緒あふれる物語が楽しめます。
お祭り(2002年)
華やかな鳶頭が登場する人気舞踊。
江戸の祭りの賑わいをそのまま舞台にしたような演目で、威勢の良い踊りが魅力です。
鴛鴦襖恋睦(2000年)
通称『おしどり』とも呼ばれる舞踊作品。
夫婦や男女の情愛を題材にした作品で、ユーモアと華やかさを兼ね備えています。

富樫(2000年)
『勧進帳』の題材でも知られる富樫左衛門を中心に描いた作品。
武士の忠義や覚悟が感じられる時代物です。
釣女(1998年)
狂言をもとにした松羽目物。
大名と醜女の組み合わせが生み出す滑稽味が魅力で、気軽に楽しめる作品として人気があります。

シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』
紫式部の『源氏物語』をもとにした作品。
六条御息所の嫉妬や執念が描かれ、幻想的な舞台美術も見どころです。
シネマ歌舞伎『ぢいさんばあさん』
夫婦愛をテーマにした心温まる名作。
文豪・森鷗外の短編小説を原作とする新作歌舞伎です。
長い年月を経て再会する夫婦の姿が感動を呼びます。

シネマ歌舞伎『人情噺 文七元結』
落語でも有名な人情噺。
江戸庶民の温かさと情け深さを描いた人気演目です。

シネマ歌舞伎『野田版 研辰の討たれ』
劇作家・野田秀樹が歌舞伎のために書き下ろした作品。
ユーモアとスピード感あふれる展開で、従来の歌舞伎とはひと味違う魅力があります。

まとめ
6月の衛星劇場では、テレビ初放送となる『水戸黄門 讃岐漫遊篇』『男女道成寺』をはじめ、舞踊・世話物・時代物・シネマ歌舞伎まで幅広い作品が放送されます。
歌舞伎初心者なら『水戸黄門 讃岐漫遊篇』や『文七元結』、歌舞伎舞踊を楽しみたい方には『男女道成寺』や『お祭り』がおすすめです。
放送日時の詳細は衛星劇場の公式サイトでご確認ください。


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