Snow Manのメンバーとして活躍する宮舘涼太さんは、「舘様(たてさま)」の愛称で親しまれています。
その気品ある佇まいだけでなく、旧ジャニーズ事務所系のタレントが出演し松竹の劇場で上演されてきた舞台『滝沢歌舞伎』シリーズでの殺陣や舞踊でも高い評価を集めてきました。
この記事では、舘様こと宮舘涼太さんが滝沢歌舞伎で担ってきた役柄や見どころ、そしてファンから愛される理由を詳しく解説します。
滝沢歌舞伎そのものがどんな舞台なのかについては、別記事「滝沢歌舞伎とは?」で詳しく紹介しています。
滝沢秀明さんが手がけたジャニーズ発の舞台シリーズで、殺陣や舞踊、アクロバットを取り入れたエンターテインメント公演です。
あわせてご覧いただくと、シリーズ全体の位置づけがより分かりやすくなります。
なお、当ブログは基本的に伝統歌舞伎を扱うサイトですが、この記事では読者の皆さんの関心の高さを踏まえ、あえて滝沢歌舞伎シリーズを取り上げています。
宮舘涼太さんは歌舞伎の家に生まれた歌舞伎役者ではなく、Snow Manとして音楽やバラエティ、舞台で活動するアイドルグループのメンバーです。
その点を誤解のないよう、あらかじめお伝えしておきます。
宮舘涼太さんのプロフィール
宮舘涼太さんは1993年3月25日生まれ、東京都江戸川区出身です。
2005年10月に当時のジャニーズ事務所へ入所し、長いJr.時代を経て、2020年1月にSnow Manの一員としてCDデビューを果たしました。
所属事務所はジャニーズ事務所からSMILE-UP.へ改称したのち、現在は新会社STARTO ENTERTAINMENTと契約しています。
「舘様」という愛称の由来
宮舘涼太さんは、Jr.時代から漂う気品ある佇まいと独特の世界観から、「舘様」の愛称で親しまれてきました。
この呼び名の由来には諸説あり、本人が語ったところでは、ファンからの一通の手紙がきっかけだったと伝えられています。
本人もインタビューなどで「貴族」のようなキャラクターを大切にしていると語っており、Snow Manの中でも唯一無二の存在感を放っています。
滝沢歌舞伎シリーズでの歩み
宮舘涼太さんは2011年の『滝沢歌舞伎』から出演を重ねてきたキャストの一人です。
2019年以降は滝沢秀明さんがプロデュースに専念する形となり、Snow Manが主演を務める『滝沢歌舞伎ZERO』へとシリーズが受け継がれました。
そして2023年4月、新橋演舞場で上演された『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』でも中心キャストの一人として舞台に立ち、長年にわたってシリーズを支えてきました。
代表的な役柄・見せ場
2016年の公演『鼠小僧』の場面では、歌舞伎の効果音を生み出す「囃子方(はやしかた)」として太鼓や鉦(かね)などの鳴物を担当し、附け打ち師からバチさばきや音の成長を評価されたと伝えられています。
また宮舘涼太さんは、3枚の戸板を立体的に組み上げてその上から着地する「戸板崩し(戸板倒し)」で、最後まで体を張って支える役も任されてきました。
華やかな見せ場だけでなく、舞台裏を支える重要なポジションを担ってきたことも、舘様の実直な人柄を物語るエピソードといえます。
2023年の『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』では、オープニングの演目「いにしえ」や「仇討ち」に出演し、戸板倒しやアクロバットを交えた立廻りを披露しました。
さらに「五右衛門ZERO」にも出演したほか、ソロ演目「氷」(資料により「氷の世界」とも表記)でも見せ場を担っています。
殺陣・舞踊での評価
宮舘涼太さんは殺陣の実力にも定評があります。
刀の振り方に重みと説得力があると評され、『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』の「仇討ち」では阿部亮平さん、深澤辰哉さんとともに息の合った立ち回りを見せました。
舞台全体の緊張感を引き締める存在として、殺陣シーンでは特に注目を集めるキャストの一人です。
本物の歌舞伎公演にも出演
宮舘涼太さんは滝沢歌舞伎だけでなく、伝統歌舞伎の舞台にも客演を果たしています。
2019年には市川海老蔵さんの自主公演『ABKAI 2019〜第一章 FINAL〜』に出演し、木曽義仲役を演じました。
2023年には十三代目市川團十郎白猿さんの襲名記念プログラム『SANEMORI』にも出演し、源義仲役と源義賢役の二役を務めています。
この客演について市川海老蔵さんからは「妥協も手抜きもない」という評価を受けたと伝えられており、エンターテインメント色の強い滝沢歌舞伎だけでなく、伝統歌舞伎の現場でも実力が認められていることが分かります。
ただし、あくまでこれは特別公演への客演であり、宮舘涼太さんが歌舞伎役者として名跡を継いでいるわけではない点には注意が必要です。
こうした評価の背景には、手の振り方や足の運び方、刀の剣先の向きに至るまで歌舞伎の「型」を丁寧に習得しようとする姿勢があるといわれています。
「舞台に立たせていただいている」という謙虚な言葉を残しているとも伝えられ、アイドルとしての立場を大切にしながら伝統芸能に真摯に向き合う姿勢が、多忙なスケジュールの中でも高いクオリティの演技につながっているようです。
2019年のABKAIと2023年のSANEMORIのいずれにも出演し、市川團十郎家の特別公演で重ねて起用されてきました。
「歌舞伎顔」とも称される端正な佇まい
宮舘涼太さんはメディアやファンの間で「歌舞伎顔」と称されることがあります。
端正な顔立ちが、歌舞伎の隈取や見得を思わせる印象につながっているようです。
もちろん顔立ちだけでなく、丁寧に積み重ねてきた所作や殺陣の実力があってこそ、滝沢歌舞伎や本物の歌舞伎公演でも説得力のある佇まいが生まれているといえるでしょう。
ファンから支持される理由
宮舘涼太さんが滝沢歌舞伎で存在感を放ってきた理由は、貴族的な佇まいの華やかさだけではありません。
囃子方や戸板崩しの支え役といった裏方的な役割にも真摯に取り組み、殺陣や舞踊でも着実に実力を積み上げてきた努力家な一面が、多くのファンの心をつかんでいます。
歌・ダンス・殺陣をバランスよくこなす多才さも、Snow Manの中で唯一無二のポジションを築いている理由といえるでしょう。
よくある質問(FAQ)
- 宮舘涼太さんが「舘様」と呼ばれるのはなぜですか?
-
Jr.時代から漂う気品ある佇まいと独特の世界観から「舘様(たてさま)」の愛称で親しまれるようになりました。
由来には諸説あり、本人が語ったところでは、ファンからの一通の手紙がきっかけだったと伝えられています。 - 宮舘涼太さんは滝沢歌舞伎でどんな役柄を演じてきましたか?
-
2016年公演『鼠小僧』では歌舞伎の効果音を生み出す「囃子方」として鳴物を担当したほか、「戸板崩し」で体を張って支える役も担ってきました。
2023年の『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』では「仇討ち」での立廻りや、ソロ演目「氷」でのパフォーマンスも披露しています。 - 宮舘涼太さんは本物の歌舞伎公演にも出演したことがありますか?
-
はい。2019年には市川海老蔵さんの自主公演『ABKAI 2019〜第一章 FINAL〜』で木曽義仲役を、2023年には十三代目市川團十郎白猿さんの襲名記念プログラム『SANEMORI』で源義仲役・源義賢役の二役を演じています。
ただし歌舞伎役者として名跡を継いでいるわけではなく、あくまで特別公演への客演です。
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歌舞伎とは?初心者向けにわかりやすく解説

まとめ
Snow Manの宮舘涼太さんは、「舘様」の愛称で親しまれながら、滝沢歌舞伎シリーズで囃子方や戸板崩しの支え役、殺陣など多彩な役割を担ってきました。
2019年のABKAIや2023年のSANEMORIといった本物の歌舞伎公演への客演でも実力を示しており、エンターテインメント公演と伝統芸能の両方で存在感を放っています。
滝沢歌舞伎シリーズ自体の詳しい内容は、こちらの「滝沢歌舞伎とは?」もあわせてチェックしてみてください。
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