中村鶴松(二代目)のプロフィール完全解説|初舞台・部屋子としての経歴と代表的な役

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中村鶴松

中村鶴松(二代目)は、子役として歌舞伎の舞台に立ち、10歳で十八代目中村勘三郎の部屋子となった歌舞伎俳優です。
本名は清水大希、屋号は中村屋、定紋は角切銀杏。
初舞台以来、子役として古典歌舞伎の重要な役を重ね、部屋子披露後は『春興鏡獅子』の胡蝶の精や『三人吉三巴白浪』の夜鷹おとせなどを勤めてきました。
この記事では、中村鶴松の基本プロフィール、初舞台から部屋子になるまでの経緯、代表的な役、謹慎から舞台復帰発表までの流れを、確認された事実に沿って紹介します。

出演予定:平成中村座とは|歴史・特徴と公演情報まとめ【2026年10月】(2026年10月1日〜25日)

目次

中村鶴松(二代目) プロフィール

芸名二代目 中村鶴松(なかむら つるまつ)
本名清水大希(しみず だいき)
生年月日1995年3月15日
出身地東京都
屋号中村屋
定紋角切銀杏
出身校東京都立白鷗高等学校・附属中学校、早稲田大学
初舞台2000年5月、歌舞伎座『源氏物語』竹麿役(本名で出演)
部屋子披露2005年5月、歌舞伎座で二代目中村鶴松を名のる

中村鶴松は1995年3月15日、東京都に生まれました。
3歳で児童劇団に入り、オーディションへの合格を経て、2000年5月に歌舞伎座で初舞台。
初舞台では『源氏物語』の茜の上弟・竹麿を、本名の清水大希で勤めています。

東京都立白鷗高等学校・附属中学校で学び、早稲田大学へ進学しました。
大学卒業は2017年9月です。
子役時代から舞台出演を続ける一方で、学校と大学で学んだ経歴を持ちます。

現在の芸名「中村鶴松」を名のったのは、10歳だった2005年5月。
十八代目中村勘三郎の部屋子となり、部屋子披露を行いました。
十八代目中村勘三郎とは血縁関係にある実子ではなく、部屋子となった俳優です。

本名での初舞台から部屋子になるまで|十八代目中村勘三郎との歩み

清水大希としての初舞台後は、歌舞伎の子役として数々の作品に出演しました。
2000年6月には『源平布引滝』で小万倅太郎吉を勤め、同じ役を2003年5月と12月にも演じています。
2001年4月の『義経千本桜』「碇知盛」では、銀平娘お安、実は安徳帝という役どころで舞台に立ちました。

2002年2月の博多座『神明恵和合取組(め組の喧嘩)』では辰五郎伜又八。
同年10月、国立劇場の『通し狂言 霊験亀山鉾』では石井源次郎を演じ、この舞台で国立劇場特別賞を受賞しました。
続く12月の歌舞伎座『佐倉義民伝』では宗吾長男・彦七を勤め、松竹社長賞を受賞しています。

2004年3月と11月には『伽羅先代萩』の政岡一子千松、同年6月には歌舞伎座『菅原伝授手習鑑』「寺子屋」の松王一子小太郎を演じました。
いずれも部屋子披露より前、本名で活動していた子役時代の出演です。
さらに2006年12月には、十三夜会賞奨励賞を受賞しています。

大きな節目となったのが、2005年5月の歌舞伎座「松竹百十周年記念 十八代目中村勘三郎襲名披露 五月大歌舞伎」でした。
この公演で十八代目中村勘三郎の部屋子となり、二代目中村鶴松を名のって部屋子披露。
『菅原伝授手習鑑』「車引」の舎人杉王丸、『弥栄芝居賑』「猿若座芝居前」の中村座役者鶴松、『梅雨小袖昔八丈』「髪結新三」の紙屋丁稚長松という3役を勤めました。

歌舞伎俳優の家に実子として生まれたのではなく、子役としての出演を経て中村屋の部屋子になった中村鶴松。
「清水大希」の名で踏んだ初舞台から「二代目中村鶴松」の披露へと至る経歴は、そのプロフィールを知るうえで欠かせない部分です。

部屋子披露以降の代表的な役|胡蝶の精から『阿弖流為』まで

二代目中村鶴松の部屋子披露後の出演歴には、古典歌舞伎から新たに作られた舞台まで、さまざまな作品が並びます。
2006年1月には『春興鏡獅子』で胡蝶の精を勤め、2007年1月と2013年8月にも同役で出演。
複数の公演で演じてきた代表的な役の一つです。

2008年10月には、平成中村座の『仮名手本忠臣蔵』で大星力弥を演じました。
『仮名手本忠臣蔵』には、後年の舞台復帰公演でも別の役で出演することになります。
長い年月を隔て、同じ演目で異なる人物を勤める形となりました。

2015年7月には、新橋演舞場で上演された歌舞伎NEXT『阿弖流為(アテルイ)』に出演し、翔連通を担当。
2018年10月の歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎 十八世中村勘三郎七回忌追善」では、『三人吉三巴白浪』の夜鷹おとせと、『宮島のだんまり』の息女照姫を勤めています。

2019年6月には、歌舞伎座で上演された三谷かぶき『月光露針路日本 風雲児たち』に出演。
見習い水主(かこ)の藤蔵を演じました。
子役時代の太郎吉、安徳帝、又八、源次郎、彦七、千松、小太郎を経て、部屋子披露後も多様な配役で出演歴を重ねています。

謹慎について|発表から復帰決定までの経緯

中村鶴松は2026年1月18日、東京都台東区内の飲食店で出入り口の木製ドアを蹴って壊したとして、建造物損壊の疑いで現行犯逮捕されました。
翌1月19日に釈放。
1月21日には当面の謹慎と、同年2月に予定されていた「初代中村舞鶴」の襲名を見送ることが発表されました。

その後、3月9日に東京地方検察庁が起訴猶予処分としました。
翌3月10日には、所属事務所を通じて本人の謝罪コメントが発表されています。

8月3日、同年10月の「平成中村座 十月大歌舞伎」で舞台に復帰することが発表されました。
一部報道では、示談が成立していることも伝えられています。
一方、見送られた「初代中村舞鶴」の襲名や幹部昇進については、同年8月時点で未定です。

以上が、逮捕、釈放、謹慎と襲名見送りの発表、起訴猶予処分、謝罪コメント、舞台復帰発表までの経緯です。
襲名や幹部昇進に関しては未定とされているため、今後の正式な発表を待つ必要があります。

平成中村座での舞台復帰|小浪と傾城胡蝶を勤める

舞台復帰の場として発表されたのは、東京・浅草寺境内の仮設劇場で開催される「平成中村座 十月大歌舞伎」です。
公演期間は2026年10月1日から25日まで。
中村鶴松は第一部と第二部の双方に配役されています。

公演名平成中村座 十月大歌舞伎
期間2026年10月1日~25日
会場東京・浅草寺境内の仮設劇場
第一部『仮名手本忠臣蔵』九段目「山科閑居」小浪
第二部『助六曲輪初花桜』傾城胡蝶

第一部で勤めるのは、『仮名手本忠臣蔵』九段目「山科閑居」の小浪です。
中村鶴松は2008年10月の平成中村座でも『仮名手本忠臣蔵』に出演し、その際は大星力弥を演じていました。
今回の復帰公演では、小浪として同作の舞台に立つ予定です。

第二部『助六曲輪初花桜』では、傾城胡蝶を勤めます。
一日に二つの役で出演する配役であり、これが謹慎発表後初めての舞台となる予定。
復帰と配役は発表されていますが、見送られた襲名や幹部昇進とは別の事項です。

中村鶴松の経歴を年代順に整理

中村鶴松の歩みは、清水大希として活動した子役時代と、二代目中村鶴松を名のった後の時期に大きく分けられます。
最初の舞台は2000年5月の『源氏物語』。その後、『源平布引滝』『義経千本桜』『霊験亀山鉾』『佐倉義民伝』『伽羅先代萩』『菅原伝授手習鑑』などに出演しました。

2002年には国立劇場特別賞と松竹社長賞を受賞。
2005年5月、十八代目中村勘三郎の部屋子となり、歌舞伎座で二代目中村鶴松を披露します。
翌2006年には『春興鏡獅子』の胡蝶の精を勤め、同年12月に十三夜会賞奨励賞を受賞しました。

その後は平成中村座『仮名手本忠臣蔵』の大星力弥、歌舞伎NEXT『阿弖流為』の翔連通、『三人吉三巴白浪』の夜鷹おとせ、『宮島のだんまり』の息女照姫、三谷かぶき『月光露針路日本 風雲児たち』の藤蔵などを担当。
学業面では東京都立白鷗高等学校・附属中学校を経て早稲田大学へ進み、2017年9月に卒業しています。

2026年1月には逮捕と釈放を経て、謹慎および予定されていた襲名の見送りが発表されました。
3月に起訴猶予処分となり、所属事務所を通じて謝罪コメントを発表。
8月には、10月の平成中村座で舞台復帰することが明らかになりました。

よくある質問(FAQ)

中村鶴松の本名と生年月日は?

本名は清水大希(しみず だいき)です。1995年3月15日生まれで、東京都出身です。

中村鶴松は中村勘三郎の実子ですか?

実子ではありません。子役として歌舞伎に出演した後、2005年5月、10歳のときに十八代目中村勘三郎の部屋子となり、二代目中村鶴松を名のりました。

中村鶴松の初舞台はいつですか?

2000年5月、歌舞伎座『源氏物語』の茜の上弟・竹麿役で初舞台を踏みました。このときは本名の清水大希で出演しています。

中村鶴松の代表的な役は?

部屋子披露後の代表的な役には、『春興鏡獅子』の胡蝶の精、『仮名手本忠臣蔵』の大星力弥、歌舞伎NEXT『阿弖流為』の翔連通、『三人吉三巴白浪』の夜鷹おとせなどがあります。

謹慎と舞台復帰はどのように発表されましたか?

2026年1月の逮捕と翌日の釈放を経て、1月21日に当面の謹慎と「初代中村舞鶴」襲名の見送りが発表されました。3月9日に東京地方検察庁が起訴猶予処分とし、翌日に本人の謝罪コメントが発表されています。その後、8月3日に、10月の「平成中村座 十月大歌舞伎」で舞台復帰することが発表されました。

歌舞伎が初めての方へ

歌舞伎自体が初めてだと「どう観ればいいの?」と迷うこともあるかもしれません。
歌舞伎には独特の約束ごとや表現がありますが、基本を少し知っておくだけで、面白さがぐっと伝わりやすくなります。
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まとめ|子役から中村屋の部屋子として歩んできた中村鶴松

中村鶴松(二代目)は、3歳で入った児童劇団からオーディションを経て、2000年に本名の清水大希で初舞台を踏みました。
子役として古典歌舞伎の役々を勤め、2005年に十八代目中村勘三郎の部屋子となって二代目中村鶴松を披露。
その後は『春興鏡獅子』の胡蝶の精をはじめ、古典歌舞伎や歌舞伎NEXT、三谷かぶきの作品に出演してきました。
2026年1月に発表された謹慎を経て、同年10月の平成中村座で舞台復帰する予定です。見送られた「初代中村舞鶴」の襲名と幹部昇進については、同年8月時点で未定となっています。

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