怪盗ルパン三世が、再び花道を駆ける――。
新作歌舞伎
流白浪燦星(ルパン三世)第二弾となる「碧翠の麗城」が、
京都・南座 にて2026年9月に上演されます。
2015年に初演され、大きな話題を呼んだ“ルパン歌舞伎”。
歌舞伎ならではの様式美と、アニメ『ルパン三世』の痛快さが融合したあの世界が、新章として帰ってきます。
今回の舞台は「碧翠の麗城(へきすいのれいじょう)」。
タイトルからも感じられる異国情緒とロマン。
いったいどんな大仕掛けが待っているのでしょうか。
この記事では、公演概要やあらすじ、そして今回の見どころ予想まで、現時点で分かっている情報をまとめます。
『流白浪燦星(ルパン三世)』第二弾「碧翠の麗城」公演概要
公演名
流白浪燦星(ルパン三世)碧翠の麗城(へきすいのれいじょう)
上演時期
2026年9月2日(水)~26日(土)
昼の部 午前11時~
夜の部 午後4時~
会場:南座
『流白浪燦星(ルパン三世)』第二弾「碧翠の麗城」あらすじ
時は封建時代。
諏訪の太守・春宮家の息女、瀬織姫は鎌倉初瀬寺で静かな日々を送っていました。
しかし父の死により、お家存続のため執権・弾正との望まぬ婚姻を強いられることに。
そのころ寺の金を狙って現れたのが、流白浪燦星――すなわち
ルパン三世。
自由を夢見る姫と、自由そのもののような男。
二人の出会いをきっかけに、幻の古城に眠る秘宝をめぐる冒険が始まります。
次元大介、
石川五ェ門、
峰不二子 が加わり、
大敵・弾正と宝を争い、
銭形警部 がそれを追う――。
今回は“ヒロイン物語”。
副題「碧翠の麗城」が示すとおり、姫の存在が物語の軸となりそうです。
『流白浪燦星(ルパン三世)』「碧翠の麗城」の配役

流白浪燦星/石川五ェ門:片岡 愛之助
瀬織姫:中村 米吉
峰不二子:市川 笑也
次元大介:市川 笑三郎
七藍屋雅吉実は守矢正之助:市川 猿弥
銭形刑部:市川 中車
瀧津弾正久永:坂東 彌十郎
なお、前作に続き、片岡愛之助、市川笑也、市川笑三郎、市川中車が同役で続投することも発表されました。
前作で築かれたキャラクター像が、そのまま“深化”する形となりそうです。
特にルパン三世役を勤めた片岡愛之助の軽妙さと色気は、歌舞伎ならではの様式美と絶妙に融合していました。
同役続投ということは、単なる再演ではなく、前作の世界観をさらに拡張する物語になることでしょう。
キャスト・演出家が語る今作の魅力
■ 片岡愛之助「歌舞伎の約束事の中で進むルパン」
流白浪燦星を演じる片岡愛之助は、本作について「歌舞伎の約束事のなかで進んでいく作品」と語ります。
原作の魅力を生かしながらも、あくまで“歌舞伎”として成立させることが重要だと強調。
前作では楽屋で毎日のように『ルパン三世』の映像を流し、声を聞きながら役作りをしていたことも明かしました。
「自分でもルパンに近づけていけるように」
その姿勢が、今回さらに深化しそうです。
今作では流白浪に加え、五ェ門の二役を勤める愛之助。
無口で朴訥ながら一本芯の通った五ェ門を「研究中」と語り、新たな挑戦への意欲を見せています。
さらに今回は“宙乗り”も披露予定とのこと。
歌舞伎ならではの大技が、どの場面で飛び出すのかも大きな見どころです。
■ 中村米吉「歌舞伎の姫とルパンのヒロイン像」
瀬織姫を演じる中村米吉は、「ルパン三世が大好きな作品」と笑顔を見せました。
これまで数多くの姫を演じてきた経験を生かし、
流白浪が思わず力を貸したくなるような、清純で心の美しい姫に。
と理想像を語ります。
戸部和久の構想によれば、
前作が“男と男のドラマ”だったのに対し、今回は“流白浪とヒロインの物語”。
まさに副題「碧翠の麗城」にふさわしい、
ヒロインを軸とした物語になることがうかがえます。
■ ルパンを通して歌舞伎へ
本作は歌舞伎の名作のパロディ的演出も取り入れるとのこと。
歌舞伎ファンには“元ネタ探し”の楽しみを、
ルパンファンには歌舞伎への入り口を。
愛之助は最後にこう呼びかけます。
「ルパン、そして歌舞伎の世界を存分に楽しんでいただけるように一丸となって頑張ります」
アニメと古典芸能。
その橋渡しとなる舞台が、再び南座で幕を開けます。
まとめ|ルパン三世と歌舞伎の融合は進化する
『流白浪燦星』第二弾「碧翠の麗城」は、
✔ キャスト続投
✔ ヒロイン軸の新構成
✔ 宙乗りという歌舞伎的見せ場
と、前作を踏まえながらも確実に進化する作品になりそうです。
9月の南座。
怪盗は再び、花道を駆け抜けます。
続報やチケット情報が発表され次第、追記していきます。



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